「先週の、あの店」
金曜の夜、妻に「この前の焼き鳥、どこだっけ」と聞かれました。
LINEの履歴をさかのぼる。写真フォルダを日付で追う。地図アプリの保存を開く。10分ほど触って、出てきませんでした。
その日は別の店にしました。悪くない店でした。でも、行きたかったのはあの店です。
思い出せないのは、記憶力の問題ではありません
情報が散らばっているからです。
- 店の名前 LINEの誰かとの会話の中
- 写真 カメラロールの、日付だけが手がかりの海の中
- 場所 地図アプリの「保存済み」に、行きたい店と混ざって
- 値段 クレジットカードの明細に、店名だけ
- 誰と行ったか どこにも無い
5つが5か所にあって、どれも「あの日」で繋がっていません。
保存だけでは、足りませんでした
地図アプリの保存リストは使っていました。それでも思い出せませんでした。
理由は、あとで気づきました。保存は「行きたい」を貯める道具で、「行った」を残す道具ではないからです。保存した100件の中に、実際に行った10件が沈んでいて、区別が付きません。
写真フォルダも同じです。写真は「何を食べたか」しか覚えていません。店の名前も、誰と行ったかも、写っていません。
だから、作りました
グルメBookという無料のアプリです。会員登録もパスワードもありません。
やることは1つだけです。行ったお店を、写真と一緒に残しておく。
こう使うと、便利です
1. 「なんて名前だっけ」から引ける
店の名前を忘れていても、ジャンルと地域で絞れます。「和食」「名古屋市中村区」で押せば、その条件の店だけが出ます。思い出せないのは名前だけで、他は覚えているものです。
2. 去年の同じ時期に、どこで何を食べたか
記念日と、一緒に行った相手を残せます。だから来年の同じ時期に、去年の1件がそのまま出てきます。
3. 友だちに薦めるとき、1通で送れる
店の画面から短いリンクを1本作れます。受け取った人はアプリを入れなくても開けます。LINEに貼ると、店名と写真がカードで出ます。
4. 今月いくら使ったか
金額を入れておくと、その月の合計と、1回あたりの平均が出ます。家計簿を付けるためではありません。「今月ちょっと多いな」が分かれば十分です。
5. 写真から思い出す
店の名前は忘れても、写真は覚えています。一覧は写真が主役になっていて、見ているうちに「これだ」となります。
あえて作らなかったものが、2つあります
住所の自動入力
地図のリンクから店名は自動で入ります。住所も入れられました。入れませんでした。
試したとき、隣の建物の住所が入ることがあったからです。
店名の間違いは、見れば分かります。住所の間違いは、黙って残ります。
その住所を頼りに、来年もう一度 行こうとした人が、隣の建物の前に立ちます。便利さより、そちらのほうが困ります。
記録の画面に広告を置くこと
このアプリには広告があります。ただし、記録の画面には1つも置いていません。
広告には外せない小さな追跡画像が付いていて、置けば自分の記録を開くたびに、その事実が外へ伝わります。
日記の横に、他社の目を置かない。
広告があるのは、ホームと一覧の上下にある細い帯だけです。どこに出していて、どこに出していないかは、アプリの中に全部 書いています。
記録の画面には、これからも置きません。
記録の置き場所を、隠さないこと
グルメBookの記録は、この端末と当社のサーバーに保存されます。日記・金額・料理などは、この端末で鍵をかけてから預かるので、当社は中身を読めません。店名や住所などのお店の情報は、読める形で預かります。写真は、控えを取らないかぎり端末が壊れると失われます。設定から控えを取れます。
いま、こんな状態です
公開したばかりです。これから使う人と一緒に、直していく段階です。
無料で試せます
- 会員登録なし・ログインなし・無料
- お店1つにつき30秒。店名とジャンルと好みだけで、記録は完成します
- ホーム画面に追加すると、アプリのように開けます
使ってみて「ここが分かりにくい」があれば、教えてください。LINEの窓口で受け取っています。いただいた指摘は、その日のうちに直すこともあります。